「ラブシャッフル」出会いアプリの口コミ・評価／評判・サクラを検証

「ラブシャッフル」危険
違法出会いアプリに注意

アプリ名称：ラブシャッフル　対応OS：android

ラブシャッフルの概要

役務の提供者	R Team
運営所在地	東京都港区北青山3丁目5-14
会社名	レインメーカー
会社情報	東京都中央区日本橋3丁目2番14号
メール	rteaminfo@yahio.co.jp
運営責任者	高田 太
対応OS	アンドロイド
役務の対価	ポイント消費制1pt＝13円　メッセージ送信1通＝260円

ラブシャッフルの特徴・使い方

「ラブシャッフル」の機能は、会員検索とあしあとやすれ違い、お気に入りといった履歴機能、メッセージのやりとりのみとシンプルなものになっています。

シャッフリングという言葉を使っていますが、特にそういった機能はなく、会員自らがやり取りをする相手を選んでメッセージを送信するだけです。

ストア説明にもあるように、出会いを目的として利用するユーザーがほとんどだと思われます。

ラブシャッフルの料金体系

「ラブシャッフル」の料金表は以下の通りです。

メニュー	消費ポイント
メッセージ画像閲覧	20pt
メッセージ送信	20pt
リミット解除	1800pt
画像閲覧	5pt
BBS投稿	20pt

ストアでの購入単位と金額は以下の通りです。

購入単位	金額	1ptあたりの金額
96ポイント	1100円	11.4円
260ポイント	2860円	11円
500ポイント	5500円	11円
1100ポイント	11000円	10円
2250ポイント	21800円	9.6円

「ラブシャッフル」はポイント消費制で、基本レートは1pt＝13円と案内されていますが、実際には11.4円から購入が可能です。

登録時には100ptほどの付与があり、その後は運営側からのメッセージを開くだけでポイントが付与されるなど、無料ポイントがもらえるチャンスは多いように感じます。

しかし、メッセージの送信は1通＝20pt(約228円)も消費するため、無料ポイントのみでの利用はほぼ不可能だと言えるでしょう。

また、料金案内が記載箇所により異なっていて、メッセージ添付画像の閲覧が20ptなのか40ptなのかが不明です。肝心の料金案内にばらつきがあるなど、運営にずさんなイメージを受けます。

ラブシャッフルの運営会社

次に、「ラブシャッフル」の運営会社についてチェックしてみましょう。

「ラブシャッフル」の特商法表記をチェックしてみたところ、役務の提供者と会社名は別に表記されており、それぞれ所在地も異なります。

アプリの開発元と、運営元が別というのはよくあることだとは思いますが、連絡先がどちらのものであるかが不明であったり、電話番号の記載がない点が気になります。

アプリ内に問い合わせフォームも存在してはいますが、基本的に電話での問い合わせを受け付けていない時点で悪質運営アプリを疑ってしまいます。

ラブシャッフルの評価・口コミ

次に「ラブシャッフル」を利用したユーザーの評価や口コミについて調べてみましょう。GooglePlayでの評価・レビューは以下の通りです。

平均評価は3.6と比較的良いものになっていますが、レビューの件数が10件とすくなく、あまり信ぴょう性のあるものとは言えません。

それでは実際のレビューを見てみましょう。

レビューは10件となっていましたが、実際には6件しか掲載されておらず、しかもほんの一言だけのものが目立ちます。使い勝手が良い、悪いと意見も二分していますね。

それでも、サクラとのやり取りに出会いの期待を感じているのか、高評価をしているユーザーも居ました。

低評価レビューでは、サクラ運営に気が付き、皮肉を書いているユーザーも見られます。実際に私にも「掲示板をみて連絡しました」というメッセージが届きましたが、このアプリには掲示板機能はありません。

サクラ会員の手口もいい加減なものが多く、運営のいい加減さがわかるレビューとなっていました。

ラブシャッフルのサクラ会員

それでは実際に「ラブシャッフル」で受信したトークの内容をチェックしてみましょう。

まず、このように一方的にメッセージが連続して届くことが非常に多く見られました。こちらからの返信がないので、サクラ会員も必死のアプローチをしているのだと思われます。

ポイントを渡す、連絡先を交換したいなど、男性の気を引くためにこのようにメッセージを送信し続けます。

このアプリは男女ともに有料であることから、返事のない相手にこれだけ必死にアプローチすること自体が不自然です。このような内容のものはすべてサクラからの誘いだと無視するのが賢明ですね。

このように、運営側と業務提携をしているという、悪質なメッセージも届きました。そもそも出会いを探すアプリで、さらに業者が紹介をするというのはあまりにも不自然です。

これも連絡先の交換を持ち掛け、男性会員からの返信を誘っているにすぎず、実際はマッチングの申し出などはありません。こうして間に入ることで、男性からの連絡に、相手から断られたと言い訳がしやすくなるという手口でしょう。

このように、「ラブシャッフル」はサクラを使って男性にメッセージの送信を促し、手持ちのポイントを消費させ、課金を狙っています。さらに、運営側からもポイント購入キャンペーンのお知らせを送信し、今ならポイント付与3倍などと、課金を促す運営をしているのです。

ラブシャッフルが危険なアプリである理由

それでは「ラブシャッフル」が危険なアプリと言える理由について説明していきましょう。

ラブシャッフルは出会いアプリではない

「ラブシャッフル」はストアでの案内の通り、出会いや恋愛を目的として利用するユーザーが集まっているのは明白です。

しかし実際は、このアプリは「出会い系サイト規制法」で定められた運営条件を満たした「インターネット異性紹介事業者」ではなく、出会いの場を提供することはできません。

ストアやアプリ内には「インターネット異性紹介事業者」の届出受理番号の記載がないことからも、このアプリが公安へ届出をしたうえで運営しているアプリでないことがわかります。

ラブシャッフルには18歳未満の会員がいる可能性がある

先ほど、「ラブシャッフル」が「インターネット異性紹介事業者」ではないと書きましたが、その理由のひとつに「確実な年齢確認」を行っていないという点が挙げられます。

「出会い系サイト規制法」では、18歳未満の児童が出会いアプリに登録し、利用することで出会いに起因した性犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐことを目的としています。

そのため、出会いアプリは登録前に、ユーザーに身分証の提示を求め、確実に18歳以上であることを確認する義務があります。

そういった手続きを行っていないことから、「ラブシャッフル」は「インターネット異性紹介事業者」でないと言えるだけでなく、18歳未満の児童との接触の危険性もあることがわかります。

ラブシャッフルはサクラを使った運営をしている

「ラブシャッフル」に男性会員として登録をすると、ほどなく、女性会員から大量のメッセージが届き始めます。

女性会員獲得のため、常に街頭広告や女性誌への出稿をしている、老舗の優良出会いアプリでさえ、会員の男女比は6：4ぐらいなのが一般的で、特に男性ユーザーは余程プロフィール画像に気を配ったり、自己PRを丁寧にしていない限り、女性からアプローチを受けることはありません。

しかし、私は顔写真の設定もせず、詳細プロフィールの未設定のままでも、このようにたくさんのメッセージを受信しました。

これは、サクラ会員が新規登録の男性会員を狙って、一斉にメッセージを送信しているにすぎず、本当に女性からのアプローチを受けているのではありません。たくさんの誘いに舞い上がってしまわず、冷静に相手を見極めるようにしましょう。

ラブシャッフル総評

「ラブシャッフル」は出会いアプリではないにもかかわらず、サクラを使って出会いをにおわせ、高額課金を狙った運営をしている悪質アプリです。

「ラブシャッフル」のように、本来出会いの場を提供できないはずアプリが、出会いアプリに酷似した内容のサービスを提供しているのは違法です。このような違法アプリを選ばず、正しく運営されている優良アプリを選んで、本物の出会いを見つけましょう。